1984(昭和59)年の金沢大学総合移転事業の開始に伴い、金沢市若松・鈴見地区において土地区画整理事業がスタートし、金沢大学の門前町として新たな街づくりが行われてきました。金沢の中心部・香林坊から東へ約3kmのこの地は、卯辰山と浅野川を借景にした緑豊かな地で、区画整理が行われる以前はのどかな田園風景が広がっていました。
1989(平成元)年、幹線道路(鈴見・新庄線、金沢・井波線)の開通に合わせて「金沢杜の里街開き祭」を開催。今でも毎年続く「杜の里まつり」へと受け継がれ、子どもからお年寄りまで多くの地元住民や学生たちが参加しています。
1995(平成7)年、「杜の里商店会」が発足。山側環状道路の卯辰トンネルから涌波崎浦トンネルの区間とその周辺地区において加盟する任意団体で構成され、加盟店を増やしながら広く市民に親しまれてきました。
同商店会では、イベントの開催や清掃活動のほか、“杜の里ミュージアムロード整備事業”と題して多くのモニュメントの制作・設置なども行っています。
杜の里ってこんなところ
豊かな自然に囲まれて、街も人もやさしくほほ笑む…
“杜の里”ってズバリいいところ。
いつでもそっと元気を与えてくれるようなこの街の魅力を探ってみました。
商店会のみなさんに聞きました!杜の里のいいところBEST5
1位 学生や若者が多く活気がある
大学門前町として街は明るくパワフルです。子どもたちやお年寄り、ファミリーも元気な方が多いです。
2位 自然がいっぱいある
卯辰山と浅野川に囲まれ、春には河川敷に美しく咲く桜も見ものです。周辺には公園もたくさんあります。
3位 いろんなお店があって便利
暮らしている人はもちろん、通勤・通学でこの街を通る方にとっても「衣食住」の役立つお店がいっぱいです。
4位 新旧融合し街や景観に一体感がある
植栽が豊富で歩道も広々。電線が地中化された大通りから1本入ると緑道も整備されています。
5位 新しい街だけど人情味がある
いわゆるニュータウンではなく、地域や人とのつながりに温もりがあります。働く人も明るいです。